有価証券■

証券には有価証券と証拠証券があります。
証拠証券には証券そのものに価値はないのに対して、有価証券とは証券そのものに価値のある証券のことを言います。
有価証券は、証券を持つ人がその証券の発行をした人に対して、特定の権利を受けることのできる証券のことを言い、代表的なものには債権と株式があります。
有価証券を一億円以上売り出し、又は募集を行った会社、証券取引所に株式を公開している会社、過去5年間に事業年度末日時点の株券、優先出資証券の保有者数が500人以上となったことがある会社は、内閣総理大臣(窓口は財務省)に有価証券報告書を提示しなければなりません。
最近ではプリンターやスキャナーなどを使用しての偽造有価証券コピーが横行していますが、偽造有価証券を公の場での使用でない場合でも違法行為になるのです。
過去テレホンカードの偽造が横行していた頃、偽造テレホンカードなどの使用が罪になるのかという問題が発生したために、平成13年に刑法が改正され、「支払用カード電磁的記録に関する罪」が新設されました。
また、貨幣(通貨・現金)は、価値を証する券ではなく貨幣そのものに価値があるという考え方から有価証券とは区別されています。